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Feb,10,2002
第253回
心に残る一言
「自称でもいいですよ。 はい」
「世界一気合の入ってる」
「真っ白になっちゃった」
□■□
こんばんわ、新居昭乃です。 ビリジアンハウスへようこそー。
えー、もうすぐバレンタインデーで大忙しの、方も、たくさんいると思いますが、ドキドキする季節。
新居：えーそんなバレンタインデーを前にですね、今日は、先週お約束したとおり、えーステキな、男性が(笑)
保刈：ははっ(笑)
新：保刈久明君です、こんばんわ。
保：こんばんわ。
新：あの∼、「保刈くんは何者だ」っていう説明をしたいんですけど(微笑)
保：はははっ(笑) なんでしょうね(微笑)。 一応、ミュージャンですよね。
新：自称(笑)
保：ははっ(笑)、自称じゃ無いですよ(笑) 自称でもいいですよ。 はい。
新：あのー、まあ私ぃ∼の、アルバムではもう、メインで、プロデュースをして、くれている、保刈君です。
保：はい。
新：で、あのー、あのね、一番最初にね、アレンジしてくれた曲覚えてる？
保：ん∼∼何だろうな∼、ちょっと覚えてないなぁ。
新：あのね、「君が生まれた朝」 とかいうね 「ぴかぴか音楽館」
とかいう番組があって、それになんかアタシが書いた曲があって
保：あーーー、なんか童謡みたいなやつ？
新：そう、すっごい昔(笑) 10…十何年も前
保：あーーー、長いですよね
新：それから、それ以来の、あの、お付き合いで
保：はい
新：その頃は、アタシの、書いた曲を、ただアレンジしてくれるっていうスタンスだったんですが、今では、殆ど一緒に、曲作ってもらって
保：うん
新：いるって感じで
保：はい
新：ありがとうございます。(笑)
保：いいえ、こちらこそ。(笑)
新：でねー、「鉱石ラジオ」 も、あのサウンドプロデュースして、くれたし、番組でも紹介した 「ココロ図書館」
の、サウンドトラックなんかも最近やっている、保刈くんですが、あのー、一番ね、いま、なんか注目してるアーティストとかって、いる？
保：注目してるアーティスト、まあ、好きで聴いてるとかってやつですか？
新：うん
保：んーーー、なんだろうなぁ。 マドンナ？ ははは(笑)
新：あーーー、意外と
保：意外ですけどね
新：あー、なんか 「ココロ図書館」 の、サウンドトラックとか聴くと、あの、エンリオ・モリコーネとか
保：あ∼∼
新：すごい、好きな…
保：いや、何でも聴くんで、エンリオ・モリコーネとかも好きですよ。 昔のね、だからそのー、サントラ？
新：うん
保：結構、集めたりしてますよね。 70年代の映画音楽とかやっぱり凄い好きだから
新：うん
保：なんかそういうの、サントラ買い集めたりとかしてて。 うん。
新：でも、マドンナも買ったりするの？
保：そうそうそう。
マドンナとかね、ていうのは、なんか凄い…携わってるプロデューサーとかね、エンジニアとか、ミュージシャンとかが、滅茶苦茶気合入って作ってる感じするんですよ。
新：あははは(笑) はー
保：凄いメジャーじゃないですか。 マドンナとかもそうだし、ジャネット・ジャクソンとかもそうなんだけど
新：はー
保：たまにそういうの聴きたくなるんですよ(微笑)
新：はー、世界一気合の入ってる
保：そうそうそう。
だって、新居さんだって、もしマドンナが、「コーラスしてください」って、なんか頼まれたら、滅茶苦茶気合入っちゃうじゃないですか
新：あはははっ(笑)
保：だから、なんかそういう、
新：気軽には、行けないよね
保：そうそう。 携わってる人がもう凄い
新：あー、本気を出すっていうか
保：うん、なんかこう・・・オリンピックみたいな感じ？
新：あー、もうそこにかける、みたいな
保：そう。 オリンピックって、なんか面白い･･･見たいじゃないですか。 やっぱり。
新：それと同じ感覚で
保：うん
新：なるほど∼。
□■□
新：今日は、なんかあの、一曲ね、推薦…曲っていうか、この番組でぜひ、かけたいと、思って…もらえる曲を持ってきてもらったんだけれども
保：はい
新：えーこれは、これもサントラで
保：そうなんですよね。 これは、えーとー、オルフェっていう、ブラジルの、映画の、サウンドトラックなんですけと
新：ずーっと昔に 「黒いオルフェ」 っていう、あのー映画があって
保：そうそうそう
新：それの、リメイク版･･･ですね？
保：そうですね。 なんかギリシャ神話∼？ オルフェって。 それをなんか元にしてるような
新：コクトーとかもやっている
保：そうそうそう、そうなんですけど。僕ね、なんかまとめてね、あのー、ＣＤ時買いに行ったりするんですけど
新：うん
保：そん中の、あのー、10枚くらい買ってきた中に、たまたま入ってて
新：うん
保：んで、帰り車でこう聴いてたんですけど、なんかこれ、聴いたときにちょっと…真っ白になっちゃった
っていうか、すごい、結構感動しちゃって
新：ああ
保：でー、わざわざ車停めてね、あのー、しばらく聴いちゃったっていう曲なんですけど。 なんか・・・いい感じですよ。
新：(笑)
保：(笑)
新：「もうぜひ聴いてください」 っていう感じで。
保：ええ
新：なんか、あれ、あの、もう純粋に、リスナーになってしまったっていうか
保：そう、ねー
新：音楽…たぶん10枚買ってきたっていうのは、仕事に使える(笑)とか
保：(笑)
新：こう、なんか、そういう考えもあった
保：そうそう。 なんかね、ブラジルの音楽とかボサノバとかって、新居さん聴きます？
新：もちろん聴きますよ
保：僕ね、そんなに聴かないんだけど、あのー、時ね、聴きたくなるんですよ。夏になったりとかすると。(噴笑)
新：(笑) 意外とわかりやすい
保：わかりやすい(笑)
新：わかりやすいな。
保：ええ。で、なんかね、ブラジルの音楽ってなんか、凄い神秘的に聴こえて、なんか、聴こえるんですよ。
新：そーだよねー。 最近アタシもブラジリアっていう街に惹かれてて
保：あーー
新：あの、なんか、ほんとに、ちょっと、別世界
保：うん
新：そんな別世界に、行ってみましよう。 じゃあ。
保：はい
新：映画 「オルフェ」 のオリジナルサウンドトラックから 「ア、フェリシダージ」
(音符)「ア、フェリシダージ」 マリアル・イザ・ジョピン
新：これは、マリアル・イザ・ジョピンという女の子が、歌っている、えー、サウンドトラック 「オルフェ」 の中から
「ア、フェリシダージ」 を、聴いてもらいましたけれども、なんか冬の、こんな日にも、凄い合うような、ほんとに
保：うん、なんか凄く、こういう、ほら、子供の∼が歌ったシリーズってあるじゃないですかー
新：シリーズって(笑)
保：(微笑)、子供に、歌わせたシリーズみたいの
新：例えばあの、ボーイズ・エア・クワイアとか
保：そうそうそうそうそう。
なんか、うん、そういうのって、なんか…もろなんかこう稚拙な感じで、なんかあどけない感じ…が、もしかそういう、凄いビチっとこうプロデュースされたものか、どっちかな感じがするんだけど
新：うん
保：これなんか、どっちでもなくて、なんか
新：凄い自然
保：なんかオレにとって(声裏返)なんか凄い、ピンポイントなとこに来た(笑)、感じの曲だったのね
新：わかるような気がする。
保：うん
新：こうなんかブラジル･･･の音楽、もともとね、この曲、ボサノバでやってたような
保：そそ、そうそう。 あのー、そう。 この曲…自体すごい好きな曲だったのね。
新：あー
保：だから余計になんか、
新：それでこういうなんか、ストリングスの、アレンジで…なんか、よくこういう風に
保：うん
新：したな、って感じだよね
保：うん
□■□
新：なんか、そういうの、あります？ あの、自分で、なんかカヴァーしてみたい曲って
保：んー、カヴァーねぇ∼、んー、好きな曲ってなんか自分で、あんまりやりたくないよね(笑)
新：あー、ただ聴いていたい
保：わかります？ うん、そういうのって。
新：私はね、なんかやりたくなっちゃうかも。 はははっ(笑)
保：あー、なんか 「好きなものは好きなもので、取って置きたいなー」 っていうのが
新：なるほどねー。
なんかこう、聴いて、純粋に音楽が好きって思えるのと、こう自分がやっててー、仕事にもなってるし、あのー、人に聴いてもらうためにやる音楽って、なんか、結構、昔はね、アタシ、一緒だったの
保：あー
新：聴きたい音楽を…が無くて自分で作ってた、みたいなとこがあって
保：あーなるほどね。
うん。あ、でもね、そういうのあるよ。なんか、やっぱ、70年代のサントラとかさっきも言ったけど、あの、好きで買い集めてるんだけど、そういうのってやっぱり、なんか、ちょっと違う感覚で聴いてるっていうのかな、純粋にこう、なーほら、こういう…音楽で仕事してると、なかなかこう、なんていうの、ねぇ？なんか半分勉強で聴く、みたいなとこあるじゃない。
音楽も
新：そうだよね。 「勉強させてもらいます」 みたいな
保：うん。 そうじゃ…無い感じで、聴けるっていうのは、なんか
新：もっと大事に、したい感じだよね。 この曲も
保：うん
新：まあ、いいお話をありがとうございました。 あはははははっ(笑)
保：あー、いいお話だったですかねー。 バレンタインなのに、なんか、ねぇ？
新：意外と真面目…
保：「オレでいいの？」 って感じなんですけど(笑)
新：「どうかなー」 みたいな(微笑) 聴いてる人はどーだったのかなー
保：はい
新：まあ、感想とかまた、送ってもらったらあのまた、持っていきますので(微笑)
保：はい、よろしくです
新：ぜひ送ってください、ということで
保：はい
新：保刈くんあてのファンレターも待っています
保：はははっ(笑)
新：今日は、あのー、アレンジャー、プロデューサー、ギタリスト、えー自称ミュージシャンの
保：わははっ(笑)
新：保刈久明くんに来てもらいました。 ありがとうございましたー
保：ありがとうこざいましたー
というわけで、今夜のビリジアンハウスは、いったいどうだったでしょうか。
えー、番組ではあなたからのお便り大募集しています。
(宛先紹介)
新居昭乃の Viridian House、今夜はここまで。 ではまた来週、お元気で。 |
